【秋華賞予想】春ニ冠馬の牙城は揺るぎない

2023年10月14日(土) 18:00

相手には伏兵の台頭も

 距離2000mの秋華賞が創設されたのは1996年。春の2冠を制し、3冠に挑戦した馬は【5-0-2-0】。(2009年ブエナビスタは2位入線→3着降着)。馬券圏外に沈んだ馬はいない。牝馬3冠はやや変則の「1600m→2400m→2000m」。そこで京都内回りコースに課題はあっても、距離に不安はない。春の2冠馬はまず崩れない。

 リバティアイランド(父ドゥラメンテ)の桜花賞は型破りの後方一気で1分32秒1(史上2位)。6馬身差のオークスは2分23秒1(史上2位)。圧倒的な能力を示している。

 1番人気で勝った3冠馬は、メジロラモーヌ(3歳限定のエリザベス女王杯当時)を合わせると5頭いる。ただ、勝ち馬が順当でも「2、3」着馬も順当とは限らない。

 1番人気で勝った3冠馬5頭の2着は「7、6、2、5、10」番人気馬。3着馬は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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