【AR共和国杯】ハンデ重賞でも大崩れは意外に少ない?

2023年11月03日(金) 18:00

年齢が若いのも魅力の一つ

 アルゼンチン共和国杯はハンデ重賞だが、極端な人気薄馬が馬券に絡むことは意外に少ない。もともと人気割れする傾向はあるので、上位人気馬の中で少し配当のつく組み合わせ、といったものを考えたい。

 ゼッフィーロはモレイラ騎乗ということもあって人気になりそう。堅実な馬で大崩れはないが、上のクラスに上がってからは自分で競馬を作るスタイルでなくなっているので展開待ちにはなる。33.5秒で上がっても4着だった目黒記念のようにならないよう気を付けたいところだ。

 ヒートオンビートはその目黒記念で1着。・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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