【ジャパンC・京都2歳S・京阪杯予想】晩秋の府中で行われる最強馬決定戦 東西重賞の有力馬の調教内容をジャッジ

2023年11月22日(水) 18:00

世界が注目する2頭の相手選びのレースか

 いよいよ、イクイノックスとリバティアイランドの対決。ここまでの戦績から、2頭のどちらが勝つか、今年のジャパンカップはこの視点が普通だと思いますし、netkeiba.comの予想オッズを見ても、それで間違いないんだと思います。

 ただ、3連系の馬券となれば、あと1席あります。そういった考え方で予想を組み立てることもできると思いますし「人気2頭が絡むと配当が安いから」と安直に考えると良くないでしょうね。最も妙味のありそうな馬券の落としどころを探しながら、予想と買い目を組み立てないといけないと思っています。

【京都2歳S/シンエンペラー】

 新馬戦は調教欄をあらためて見ていただくと分かりますが、1週前追い切りが坂路15-15、週末追い切りが坂路4F55.8秒、1F11.7秒、最終追い切りが坂路15-15という、矢作厩舎にしてはすごく珍しいパターン。戦前の厩舎コメントでは遊ぶようなところがあるという内容だったのに、追い切りでは攻めていないんだなという感じでした。

 今回はある程度しっかりやってきた形ですし、1週前追い切りはCWで併せ馬を先着。単純に攻め強化で評価したいところではありますが、なにせ初戦が前記の調教内容で勝っているだけに、パターンが変わったという意味では素直に評価できない部分もあります。

【京都2歳S/サトノシュトラーセ】

 新馬がDコース芝馬場、未勝利がDコースポリトラック馬場での最終追い切り。今回は・・・

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井内利彰

調教をスポーツ科学的に分析した適性理論「調教Gメン」を操る調教捜査官。著書に「調教Gメン-調教欄だけで荒稼ぎできる競馬必勝法」「調教師白井寿昭G1勝利の方程式」「100%激走する勝負調教、鉄板の仕上げ-馬の調子、厩舎の勝負気配は調教欄ですべてわかる」など。また「Beginners room」では競馬ビギナー向けに教鞭をふるう。 関連サイト:井内利彰ブログ

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