2023年12月05日(火) 18:00
ステイヤーズSを制したアイアンバローズ(撮影:下野雄規)
『ウマい馬券』で活躍するプロ予想家たちの“思考回路”に迫る「予想の頭脳」。今回取りあげるのは、JRA平地最長距離重賞のステイヤーズステークスです。上位人気馬が2頭馬券になった一戦を、はたして、どのようなアプローチでビッグなリターンに繋げたのか。その“頭脳”に迫ります!
今回紹介するのは、“抜群の鑑定眼で真贋を見抜く”北村生氏です。
本命に指名したのは、8番人気優勝のアイアンバローズでした。まずは、「一昨年2着、昨年は直線で一旦先頭に立って4着とステイヤーズSの適性は抜群」とレース実績に注目します。近8走はいずれも馬券圏外に終わっていた6歳馬でしたが、「秋2戦目で消耗度が少なく、この舞台で適度な人気なら買いと見る」と強く推したのです。
対抗には、「天皇賞(春)3着がある実績馬」である2番人気2着のテーオーロイヤルをきっちりと評価。前走のアルゼンチン共和国杯では、長期休養明けで58.5キロを背負ったこともあり10着大敗でしたが、「中間はメイショウハリオ相手に楽走と一度使った効果もありそう」と、別定戦に変わって見直せるとジャッジします。
そして馬券は、単勝19.2倍を1,000円に、馬連43.4倍を5,400円と厚く購入。さらに3連単650.3倍を◎○の2頭軸マルチで、相手3頭に厳選して的中したのです。ちなみに北村氏の座右の銘は、「買い目は絞れば絞るほど美しい」。その言葉を体現する買い目で、見事に383,620円の払戻金を獲得しました。
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高回収率をたたき出す馬券のプロたちは、どのような視点で重賞レースにアプローチをしているのか。先週の重賞レースから予想家たちの頭脳を紐解くコラム。 関連サイト:ウマい馬券
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