【朝日杯FS予想】豊富な前進気勢をどう御すか Tマーカンド騎手の立ち回りに注目

2023年12月16日(土) 18:00

外枠は必ずしも不利とは限らない

 近年はシュトラウスのような東京スポーツ杯2歳S1800mの勝ち馬が阪神1600mの朝日杯FSには出走しない。だが、以前は同じ関東(中山)開催だったので珍しくなかった。東京スポーツ杯2歳Sの勝ち馬は朝日杯FSで通算【3-2-0-1】だ。

 また、中山1600mの朝日杯FSは外枠不利だったが、コース形態が改修された阪神に移って、2015年に16頭立て15番リオンディーズ、2016年には18頭立て17番サトノアレスが勝っている。外枠不利でもない。もともと2歳戦の多頭数では、包まれて、もまれる危険がない利もある。

 シュトラウス(父モーリス)の死角は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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