2023年12月27日(水) 18:00
GIに昇格して今年が7年目。年ごとにメンバーのレベルは高くなり、来春を展望する期待馬が集結する。コースも距離も同じなので「阪神JF→桜花賞」と同じように「ホープフルS→皐月賞」のローテーションも可能になった。2020年の3冠馬コントレイルがそうだった。2022年の皐月賞2着イクイノックスも、これに近いスケジュールだった。
また、まだ勝ち抜きトーナメントの中盤なので、たまたまではあるが、過去6年の1、2着馬「12頭」は、前走オープンクラスで掲示板確保か、1勝クラスの特別戦1着馬だけに限られた。
人気のシンエンペラー(父Siyouni)は、2019年の仏ダービー2100mをレコード(当時)勝ちし、翌2020年は一転、不良馬場の凱旋門賞2400mをなんと2分39秒30。極端に遅いタイムで制したSottsassの全弟。典型的な欧州血統だが、弟もパワー勝負だけでなく時計勝負もこなせる可能性がある。勝負強く、前回は馬群を割って勝った。
ゴンバデカーブースは・・・
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柏木集保
1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。
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