2024年01月12日(金) 18:00
京成杯は重賞にしてはハードルの低いレースという印象があるが、そのぶん狙ってくる馬の数も多く混戦だ。新馬組がいきなり通用する傾向があるので、その点は意識しておきたい。
バードウォッチャーはその新馬組、かつ母アパパネの良血で人気になりそう。新馬初戦を勝ち切らないことも多い国枝厩舎ながら、きっちり勝ってきた面も評価できる。ただ東京に合ったタイプという印象もあり、中山替わりは克服すべき課題だ。 グローリーアテインも新馬組。こちらは本来適性外の上がり勝負をなんとか勝ち切ってきたという印象。中山替わりでさらに能力が発揮できればよいのだが、ヴィクトワールピサ産駒は芝2000mだと東京>中山。父が皐月賞馬なのに不思議な話だが、そこは少し気になる。・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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