【AJCC予想】中山外2200の伝統のGII戦 サドラーズウェルズとステイゴールドで

2024年01月14日(日) 18:00

過去5年の勝ち馬のうち、ノースブリッジ(父モーリス)、キングオブコージ(母父ガリレオ)、アリストテレス(サドラーズウェルズ4×4)、シャケトラ(母父シングスピール)と、4頭がサドラーズウェルズの血を引いている。またマイネルファンロン(父ステイゴールド)、ヴェルトライゼンデ(父ドリームジャーニー)、ステイフーリッシュ(父ステイゴールド)、ユーバーレーベン(父ゴールドシップ)と、ステイゴールドの血を引く馬も毎年のように馬券に絡む。取り上げたなかではラーグルフがサドラーズウェルズ=フェアリーキングの全きょうだいクロス4×3で、父エピファネイアのモリアーナもサドラーの血を引く。

クロミナンス

 ラッジオの半兄で、フラガラッハやエスティタートやフェルメッツァの甥で、母イリュミナンスはクイーンS3着。サンダーガルチも同牝系。父ロードカナロアは世界の短距離王でアーモンドアイ、パンサラッサ、サートゥルナーリアなどを輩出。母母スキッフルはトニービン産駒でハイペリオン4・6・6×5・6・6。産駒がみんな晩成なのもうなずける。本馬は休養期間が長くまだ通算10戦で、7歳を迎えてもフレッシュ。ヌレイエフ5×4が強いストライドは東京向きか。

距離○ スピード○ 底力◎ コース○

チャックネイト

 サトノディードやジェネラルゴジップの3/4弟で、母ゴジップガールはアメリカンオークス招待S(米G1・芝10F)勝ち馬。ブロッコやロータスランドなども同じ一族だ。母父ダイナフォーマーはブライアンズタイムと7/8同血のロベルト系で・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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