【京成杯予想】昨年の勝ち馬ソールオリエンスは皐月賞馬に 今年も続く馬が現れるか

2024年01月13日(土) 18:00

年々変化するクラシックへのアプローチ

 最近十数年の間にクラシックを展望する馬のスケジュールは激変している。京成杯2000m(38回までは1600m)の勝ち馬は、第62回の2022年まで皐月賞を勝っていないのに、昨年は京成杯を2戦目に制したソールオリエンスが、直行した3戦目の皐月賞を制した。

 同じ1月の3歳重賞フェアリーS(1600mになった2009年以降)の傾向も、近年3冠牝馬を2頭も送ったシンザン記念の立ち位置も変化している。

 京成杯組が展望する4月の皐月賞では、21世紀になって以降、8頭もの馬がキャリア3戦以内で勝っている。間隔をあけて適鞍に狙いを絞る手法が増えた。

 昨年のソールオリエンスと同じ横山武史騎手が乗るアーバンシック(父スワーヴリチャード)は・・・

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柏木集保

1948年、長野県出身、早稲田大卒。1973年に日刊競馬に入社。UHFテレビ競馬中継解説者時代から、長年に渡って独自のスタンスと多様な角度からレースを推理し、競馬を語り続ける。netkeiba.com、競馬総合チャンネルでは、土曜メインレース展望(金曜18時)、日曜メインレース展望(土曜18時)、重賞レース回顧(月曜18時)の執筆を担当。

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