【AJCC予想】一転してタフな馬場になるAJCC

2024年01月16日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はノースブリッジが優勝(撮影:下野雄規)

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてAJCCで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 昨年末から続く連続開催の中山芝は例年になく良い馬場で推移。

 馬場コンディション「稍軽い」と判定したレースが3割以上あり、先週日曜は前日降雨の影響が懸念されたものの、大きな影響なく馬場コンディションは「標準」に収まった。

 速い時計の決着も多かったように、近年の同時期開催では考えられないほど走りやすい状態だった。

 しかし、今週末は降雨のなかでの開催が濃厚。土日ともにある程度まとまった雨量が見込まれるため、重めの馬場コンディションは避けられない。直近の傾向は全く参考にはならない。タフな馬場で行われた年のAJCCでトラックバイアスを予想するべきだ。

 AJCCは近年では2018年、2020年、2021年、2023年の4回が馬場コンディション「稍重い〜重い」の間で行われている。

 この4回で目立った偏りは出ていないものの、上がり1位が全てのレースで3着内に好走。3着内に好走した12頭のうち9頭が上がり3位以内。

 先行して粘り込むのは難しい。

 想定される重めの馬場コンディションに対応できる馬のなかで、先行する可能性が低いタイプを狙いたい。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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