【シルクロードS予想】例年になくタフな馬場で行われるシルクロードS

2024年01月23日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はナムラクレアが優勝(c)netkeiba.com

馬場虎太郎が勝負レース予想をウマい馬券にて公開!殿堂入り予想家としてシルクロードステークスで渾身の印を打つ!こちらからご覧いただけます

 年明けからの京都芝は走りづらい路盤。ほとんどの開催日が雨の影響を受けていないにもかかわらず馬場コンディション「稍重い」と判定したレースの割合が高い。先週からはBコース替わりだったものの、前日から当日にかけての雨量が多かった日曜は馬場コンディション「重い」と判定。

 このような路盤になってしまった主な要因は、昨年春の開催後に芝張り替えを行わなかったから。昨年のリニューアル当初は路盤の状態が良好だったため、馬場造園側も芝の張替えは不要と考えたのだろう。しかし、秋の開催で傷んだ路盤は回復できなかった。京都が新装されたことで馬場管理も手探り状態。良好な路盤を維持ができなかったわけだ。よって、今週は週中、週末ともに天気予報は良好だが路盤は回復できない。重めの馬場コンディションが想定される。

 シルクロードSは過去10年でも馬場コンディションが「稍重い-重い」で行われた年が2020年の1度しかない。当時と同等、もしくはそれ以上に重い馬場コンディションになるだろう。

 2020年のシルクロードSはトラックバイアス「外有利・超差し有利」。最初のコーナーを二桁位置取りで通過した馬が3着までを独占。1、2番人気は3枠より内だったが、どちらも4着以下に凡走した。内の馬場も悪く、速いペースで先行する競馬は厳しい。後方待機馬、そのなかでも外枠から狙いたい。・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

関連情報

新着コラム

コラムを探す