2024年01月23日(火) 18:01
▲「あれはいいドラマやわ」(撮影:桂伸也)
先週の和布刈特別で5番人気に支持されたワンダーブレットでしたが、後方追走から直線でも伸び切れずに12着。期待が大きかっただけに、小牧騎手も落胆を隠し切れない様子でしたが、返し馬の雰囲気からしていつもとは違ったとか。
今週の『太論』は、その和布刈特別の回顧と、プライベートで起こった悲しい出来事について語ってくれました。
(取材・文=不破由妃子)
──和布刈特別(1月20日・小倉11R・ダ1700m)のワンダーブレットは12着。ここ数戦、いい走りを見せていただけに、ちょっと残念でしたね。
小牧 なんかガックリきたね。応援してくれていた人はみんなそうだったと思う。昨日、「誠の湯」に行ったら、さっそくファンの人から「期待していたんですけどね…」って声を掛けられたわ。
──5番人気まで評価が上がってましたからね。やはり内枠(3枠3番)が響きましたか?
小牧 いや、今回はそれ以前の問題や。返し馬の時点で元気がなかったから。スタートしてから行こうか行くまいか迷ったんやけど、行ったら行ったでずっと内に包まれる形になってしまうかなと思って、もう腹を括ってね。外に出すことだけを考えながら、後ろから行ったんやけど・・・
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小牧太
1967年9月7日、鹿児島県生まれ。1985年に公営・園田競馬でデビュー。名伯楽・曾和直榮調教師の元で腕を磨き、10度の兵庫リーディングと2度の全国リーディングを獲得。2004年にJRAに移籍。2008年には桜花賞をレジネッタで制し悲願のGI制覇を遂げた。その後もローズキングダムとのコンビで朝日杯FSを制するなど、今や大舞台には欠かせないジョッキーとして活躍中。
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