【ダイヤモンドS予想】東京芝3400の長丁場ハンデ戦 ステイとエアグルーヴの血が上位を賑わす

2024年02月11日(日) 18:00

東京芝3400の長丁場のハンデ戦。昨年はミクソロジーとヒュミドール、オルフェーヴル産駒のワンツーだった。21年2着オーソリティ(父オルフェーヴル)、20年1着ミライヘノツバサ(父ドリームジャーニー)、20年3着オセアグレイト(父オルフェーヴル)と、ステイゴールドの血を引く馬はよく馬券に絡んでいる。あとランフォザローゼス、グロンディオーズと、エアグルーヴの血を引く馬も毎年のように上位に。(解説:望田潤)

サリエラ

 サラキアやエスコーラの全妹で、サリオスの3/4妹でサフィラの3/4姉。母サロミナは独オークス馬。セリエンホルデやシュネルマイスターも近親の有力ドイツ牝系だ。母父ロミタスは独年度代表馬で独リーディングサイアー。ディープインパクト×サロミナは晩成ステイヤー傾向で、本馬も420キロ台の無駄肉のないステイヤーっぽい体質。サラキアのように距離延びていいタイプで、目黒記念の末脚を見てもこの距離は楽しみ。直線で外に出せれば底力で差し切るか。

距離◎ スピード○ 底力◎ コース○

ニシノレヴナント

 ニシノカツナリの甥で、母母ニシノマナムスメはマイラーズC2着。・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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