【小倉大賞典予想】小倉大賞典のトラックバイアス

2024年02月13日(火) 18:00

馬場虎太郎

▲昨年はヒンドゥタイムズが優勝(c)netkeiba

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 今年に入ってからの小倉芝は開幕週に速い時計こそ出ていたが、路盤の状態が良くない。馬場コンディションは「標準」と判定。

 開催2週目は雨の影響を受けた状態で施行されたことにより、路盤の悪化が急速に進んだ。これ以降は先々週まで3週連続で全てのレースを馬場コンディション「稍重い〜重い」馬場になっている。

 先週からはBコース替わり。週中降雨の影響も比較的小さかったにもかかわらず、1800m以上に関しては全てのレースを馬場コンディションは「稍重い」馬場までしか回復しなかった。

 Bコースに替わっても、インコース部分が見た目にも明らかに傷んでおり、内を通る馬に厳しい馬場。

 1800mで古馬戦は2レース行われ、3着内に好走した6頭のうち5頭が5枠より外。内枠は苦戦している。

 ただし、インコース部分が悪いことは騎手も意識する。極端なスローペースになることと、差し馬も脚を使いにくい馬場状態も相まって前残りになりやすい。3着内に好走した6頭のうち4頭が最初のコーナーを3番手以内で通過していた。

 先週の1800m以上では最後のレース太宰府特別も最初のコーナーを4番手以内で通過した馬が上位独占。その直前のあすなろ賞も最初のコーナーを4番手以内で通過した馬が3着内に複数好走。後半になるほど騎手の意識がスローペースを呼び、前残りになりやすい。

 今週も先週とは似たような騎手意識と馬場状態が想定される。外枠から先行する馬が有利になりやすいだろう。・・・

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馬場虎太郎

トラックバイアス(馬場の偏り)を利用した馬券術を用いる馬場分析のプロフェッショナル。JRA発表の馬場状態ではなく独自の指標(※)を用いて真の馬場適性を分析、またパトロールビデオと綿密なデータ分析によって「トラックバイアスの不利」を受けた馬を導き出す。 ※「軽い」「稍軽い」「標準」「稍重い」「重い」の5段階で馬場状態を評価

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