【フェブラリーS予想】格・適性・近走内容が全て揃う馬のいない混戦模様

2024年02月16日(金) 18:00

妙味を求めるならオメガギネスはいまひとつ?

 サウジアラビアへの遠征に馬をとられたこともあって、メンバーが以前ほど揃わないフェブラリーS。格、距離・コース適性、近走内容が全て揃う馬がいないので馬券を買う側も難しい。

 人気はオメガギネスだろうか。ここまでパーフェクト連対だし、同じコースでのリステッド勝ちもある。東海Sからというローテも悪くないが、重賞勝ちがない馬が人気になるというのは妙味という点ではいまひとつでもある。ただおそらく好位に行けるので、見せ場は確実に作れるしフェブラリーSは前に行って悪いことはない。

 ウィルソンテソーロは大レース勝ちこそないが、GIで2着を2回。追い込みと逃げでともに2着というあたりに、いまの充実ぶりを感じる。距離不足に泣く可能性もあるが、・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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