【中山牝馬S予想】大型馬が強い中山牝馬S ロベルトをもつ馬が毎年激走

2024年03月03日(日) 18:00

中山内1800の重賞だからロベルトが強い。23年2人気1着スルーセブンシーズ(母父クロフネ)、5人気3着サトノセシル(母父オブザーヴァトリー)、22年15人気1着クリノプレミアム(母父ジャイアンツコーズウェイ)、21年7人気1着ランブリングアレー(母父シンボリクリスエス)、20年14人気2着リュヌルージュ(父モンテロッソ)、19年11人気3着アッフィラート(母父父リアファン)と、毎年ロベルトの血を引く馬が激走している。また大型馬が強いレースで、過去5年の連対馬の平均馬体重は482キロ(過去5年の古牝馬重賞連対馬の平均馬体重は472キロ)。(解説:望田潤)

ククナ

 アライバルの半妹でピオネロやセレシオンの姪。母クルミナルは桜花賞2着、オークス3着。母母クルソラは亜3歳牝馬チャンピオン。キングカメハメハ×ディープインパクトはヒートオンビート、アンドヴァラナウト、ブラヴァス、ランフォザローゼスなどと同じ。中山金杯はしぶとく脚を伸ばして2着も、母のリファール4×4譲りの粘着力で走る中距離馬だから、もう少し前で受ける形ならば更に勝ち味が出るかも。ちなみに全3勝の4角順位は3、5、3。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

シンリョクカ

 インターミッションの下で、ダノンシャークの姪で、スペチアーレのイトコ。母レイカーラはターコイズSなどJRA5勝。父サトノダイヤモンドは有馬記念と菊花賞に勝ちサトノグランツなどを出している。・・・

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望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

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