2024年03月03日(日) 18:00
2017年から3月に移行し、大阪杯の重要ステップに。17年以降の7年において、逃げた馬はフェーングロッテン3人気2着、ジャックドール1人気1着、ギベオン10人気1着、ダイワキャグニー6人気3着、タニノフランケル8人気10着、サトノノブレス8人気2着、ロードヴァンドール7人気2着。[2-3-1-1]で単回値3275、複回値530だから開幕週らしい結果といえる(ダイワキャグニーの20年は3週目だが)。1人気は[5-1-1-0]で良なら[4-0-0-0]と強力。ひとまず1人気と逃げを買いましょう…という血統全く関係ない導入文で。(解説:望田潤)
シーズンリッチ
エバーシャドネーの半弟で、カレンマタドールやサトノマックスの甥で、母エバーシャルマンはJRA2勝(芝1800〜2200)。母母ラシャルマンテはラプラタ1000ギニー(亜G2・ダ1600m)などに勝った。そこにドゥラメンテで、サンデー、トニービン、トライマイベスト=エルグランセニョールなどをクロスする強力な父母相似配合に。母方のパワーも強くて、2勝はともに上がりのかかるレースだから、毎日杯のように緩みなく流れて持続力勝負になれば。
距離○ スピード○ 底力◎ コース○
ドゥレッツァ
母モアザンセイクリッドはNZオークス(G1・芝2400m)勝ち馬。牝祖フルーイションからはBCターフのノーザンスパーやマーメイドSのサマーセントなどが出る。・・・
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望田潤
競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo
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