京都芝外3000m 不
結果 T:3:18.9 前後5F:64.1-68.8-66.0
Lap: 13.2 - 12.6 - 12.0 - 13.1 - 13.2 - 13.5 - 14.5 - 14.3 - 13.5 - 13.0-
  13.1 - 12.9 - 13.4 - 12.7 - 13.9

歴史上、最悪の馬場コンディションではなかったのか
映像から目視で判るくらいの泥んこ馬場、田んぼで競馬をしているような
ペース的には前半-4秒以上と云うHペースも、平均ハロンで診ると13.26で、Ⅼ4最速12.9と比較
しても、それ程、落差はなく、相当、脚を使わされたタフな馬場であった

結果、序盤で逃げたマイスタは大差でシンガリ負け、先行策を取ったアダムBや
ウインガナÐなどは、勝ったキセキより5秒以上の差を着けられ馬群に沈んだ

キセキはスタートこそ出負けして、後方14番手から競馬を強いられたものの
鞍上ミルコは我慢しながら折り合いに専念、好機を待つ競馬に徹した
向こう正面までミッキーの後ろに着け、3角過ぎから4角入りの勝負所で、
ミッキーの外から2列目の外に取りつき、前を行くクリンチャーを交わし、
2馬身差の圧勝劇であった

最悪の道悪で、展開が味方したのもあるが、この馬の底力を魅せつけられた格好、
また、終始、我慢しながら好機を待った鞍上ミルコの采配と執念を感じた1戦

ただ、個人的には、ゴール前まで、アワや勝つのではないかと感じた
クリンチャー鞍上の祐介は、それ以上に、素晴らしい騎乗を魅せた
正面スタンド前で、若干の緩みを察知したのか、
押し上げ気味に仕掛けを掛け、2角過ぎでは勝負のできる態勢まで持っていく

これは、百戦錬磨のベテラン騎手でないと、中々、手を打てない思い切った選択でもあった
少なくとも、有力馬のダンビュ、アルアイン、ミッキーの3頭を同じような位置から撃破できた事が大きい

ポポカテペトル(。´・ω・)?
1千万条件戦を勝ち上がってG1 この馬も後方からの競馬であったが、展開の利だけでもない
オークスのモズで2着以降、ラビットRで穴を開け、京都、秋華賞と惜しくも4着と苦汁を飲んだ
和田君にとって、会心の一撃であった

特記:今回の菊花賞の上がり3Fは40秒ゼロ、勝ちタイム3.18.9はワースト5
昨年のサトダイは上がり最速34.1