2025年03月26日(水) 18:14 147
▲藤岡佑介騎手と坂井瑠星騎手の対談がスタート!(撮影:桂伸也)
今回の『with佑』は坂井瑠星騎手が5年ぶりに登場! “ここでしか聞けない話”をお届けする第1回はフォーエバーヤングとのサウジCの回顧からスタートします。
歴史的な勝利となったレースを、映像を見ながら徹底解説! 佑介騎手が「ジョッキー的にはすごく嫌だなぁ」と感じた隊列や、ロマンチックウォリアーが抜け出してからの心境を深掘りします。最後に坂井騎手がはっきりと述べたサウジC“一番の勝因”とは──。
(取材・構成=不破由妃子)
──今回のゲストは坂井瑠星ジョッキーです! 3回目のご出演となりますが、今回は瑠星さんのほうから逆オファーがあったとか。
佑介 そうなんですよ。「そろそろもう1回どうですか?」って聞いてきたから、「出ていただけるんですか?」って(笑)。
瑠星 サウジから勝ってきてすぐに逆オファーしました。僕、そろそろ『with佑』に呼ばれるかなぁと思っていたんですけど、佑介さん、まったくその素振りがないから(笑)。
佑介 アハハハ!
瑠星 だったらもう、自分から言ったほうがいいわと思って。
佑介 ありがとうございます(笑)。前回、瑠星に出てもらったのっていつでしたっけ?
──2020年の5月ですから、5年ぶりですね。
前回の対談はこちら▼
【坂井瑠星×藤岡佑介】前編『同期一番乗りでダービー初騎乗! サトノインプレッサと栄光の舞台へ』瑠星 デビュー1年目の夏に出させていただいて、その4年後が2回目。だいたい5年ごとに出させてもらっている感じです。
佑介 1年目に出てもらったっていうのもすごいな。ほかに例がないですよね?
──そうですね。瑠星さんだけかも。デビュー当時から佑介さんが可愛がってらして、その流れでオファーした感じだったような。
佑介 僕、見る目ありましたねぇ(笑)。
▲気にかけていた後輩の活躍に佑介騎手もにっこり!?(撮影:桂伸也)
瑠星 いやいやいや…(苦笑)。ずっと気に掛けていただいて、本当にありがたいです。
──今回はですね、ここでおふたりにレース映像を見ていただきながら、瑠星さんがフォーエバーヤングで勝利したサウジCを振り返っていただきたいなと。瑠星さんのレース中の心境はもちろんですが、同じジョッキーである佑介さんの視点にすごく興味があります。ちなみに、サウジCについては、すでにおふたりでいろいろ話した?
瑠星 いえ、・・・
藤岡佑介
1986年3月17日、滋賀県生まれ。父・健一はJRAの調教師、弟・康太もJRAジョッキーという競馬一家。2004年にデビュー。同期は川田将雅、吉田隼人、津村明秀ら。同年に35勝を挙げJRA賞最多勝利新人騎手を獲得。2005年、アズマサンダースで京都牝馬Sを勝利し重賞初制覇。2013年の長期フランス遠征で、海外初勝利をマーク。2018年には、ケイアイノーテックでNHKマイルCに勝利。GI初制覇を飾った。