【チャーチルダウンズC予想】阪神外マイルのNHKマイルCトライアル キンカメ系>サンデー系が顕著

2025年03月30日(日) 18:00 5

今年からアーリントンCがチャーチルダウンズCに改称。施行日も2週繰り上がったが、NHKマイルCのトライアルという位置づけは変わらない(1~3着馬に優先出走権)。ロードカナロアをはじめとするキングカメハメハ系が強く、24年も勝ったのはルーラーシップ産駒ディスペランツァだった。いっぽうサンデーサイレンス系は16年レインボーライン(父ステイゴールド)を最後に勝ってない。取り上げたなかではアスクセクシーモア、モンテシート、ランスオブカオスが父サンデーサイレンス系。(解説:望田潤)

アスクセクシーモア

 エールレヴリーやセクシーフェイスの下で、母アイムオールレディセクシーはモデスティH(米G3・芝9.5F)勝ち馬。近親にシクスティセイルズH(米G3・ダ9F)のフラッシーアメリカン。父キタサンブラックはイクイノックス、ソールオリエンス、クロワデュノールなどを出し成功。母父レディーズイメージは早熟なマイラーでこの影響も強いが、キタサンブラック産駒らしい重厚なストライドで大箱1800がベストコースか。父中距離×母父マイラーだからここも前で受けたい。

距離○ スピード○ 底力◎ コース◎

ジーティーマン

 ウィクトーリア、ブライトエンブレム、アストラエンブレムの甥で、母母ブラックエンブレムは秋華賞馬。モーリス×ディープインパクトはジェラルディーナ、アルナシーム、ディヴィーナと同じ。母系にヘクタープロテクターをもつモーリス産駒はメイショウソラフネやゼットレヨンなどよく走っている。周りに馬がいるとうなってしまうので、シンザン記念も東スポ杯2歳Sも最後は伸びきれない感じ。もう少し道中タメがきけばひと脚使えそうなのだが…。

距離○ スピード○ 底力○ コース◎・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

望田潤

競馬ライター。血統評論家。育成牧場従業員を経て競馬通信社編集部に在籍、そこで笠雄二郎著「日本サラブレッド配合史」の影響を強く受ける。サイト「血統屋」「競馬道ONLINE」月刊誌「サラブレ」「ECLIPSE」などで血統に関するコラムや予想を執筆中。共著「パーフェクト種牡馬辞典2018-2019」も好評発売中で、馬主・生産者の配合アドバイザーも務める。ブログ「血は水よりも濃し」http://blog.goo.ne.jp/nas-quillo

関連情報

新着コラム

コラムを探す