【高松宮記念予想】逃げ先行タイプの多さがレースのカギを握る

2024年03月22日(金) 18:00

人気もさることながら展開も難解

 今年の高松宮記念は、昨秋のスプリンターズSに比べ逃げ先行タイプの多いことがポイントになるのではないかと思う。

 人気は読めないがナムラクレアだろうか。GIを勝ててはいないが好走歴はあるし、前走の2着もまずまずの内容。差しの届きやすい流れになったら今度こそチャンスがあるかもしれない。ただこの馬はプレップ好走→本番やや着順を落とすという傾向があるので、アタマ固定で買いづらい面はある。

 ルガルは最近本番によく繋がっているシルクロードSを勝ってきた点が好感。自在性と安定味がある馬なので、位置取りと展開がうまくかみ合えばはじめてのGIでいきなりの好走もありうる。

 トウシンマカオは・・・

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須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

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