【天皇賞(春)予想】迷ったら内枠を重視 混戦のレースは枠番別成績に注目

2024年04月23日(火) 12:00

データが裏付ける内枠有利の傾向

 昨年、3年ぶりに京都競馬場に天皇賞(春)が帰ってきた。そして、勝ったのはジャスティンパレス。1枠1番の勝利に「そうだ、このレースは内枠が強いのだった」と思い出した方も多かったのではないだろうか。

 天皇賞春の1枠といえば2012年の天皇賞(春)も思い出される。単勝159.6倍での勝利だった。

 京都で行われた過去30回の天皇賞(春)(1991年以降)の枠番別成績を調べると以下のようになる。

回収率向上大作戦

 1枠の回収率はビートブラックの影響で跳ね上がりすぎているが、・・・

続きはプレミアムサービス
登録でご覧になれます。

登録済みの方はこちらからログイン

バックナンバーを見る

このコラムをお気に入り登録する

このコラムをお気に入り登録する

お気に入り登録済み

須田鷹雄

1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。

関連情報

新着コラム

コラムを探す