2024年03月19日(火) 12:00
高松宮記念にはシルクロードS・阪急杯・オーシャンSといった前哨戦があるが、ここ10年だとシルクロードS組が優勢だ。
前走がシルクロードSという馬は過去10年[5-2-1-25]で複勝率24.2%。阪急杯が15.9%、オーシャンSが11.5%なので差は大きい。勝率だと順に15.2%、4.5%、1.6%なのでさらに差は大きい。
3つのレースで5着以内だった馬だけに話を限定しても、シルクロードS組は勝率20.8%・複勝率29.2%。阪急杯は3.7%と22.2%、オーシャンSが3.4%と20.7%なので、やはりシルクロードS優勢。特に勝ち馬を出しているという点で強い。以前は阪急杯組が強かったのだが、傾向が変わってきた。
シルクロードSというと気になるのが、・・・
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須田鷹雄
1970年東京生まれ。競馬評論家、ギャンブル評論家。中学生時代にミスターシービーをきっかけとして競馬に興味を持ち、1990年・大学在学中に「競馬ダントツ読本」(宝島社)でライターとしてデビュー。以来、競馬やギャンブルに関する著述を各種媒体で行うほか、テレビ・ラジオ・イベントの構成・出演も手掛ける。競馬予想に期待値という概念を持ち込み回収率こそが大切という考え方を早くより提唱したほか、ペーバーオーナーゲーム(POG)の専門書をはじめて執筆・プロデュースし、ブームの先駆けとなった。
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