混戦模様の牝馬重賞を制するのは/府中牝馬Sの見どころ

2015年10月13日(火) 12:01

混戦模様を断ちたいレッドリヴェール(写真は2013年阪神JF優勝時)

 1番人気が9連敗中の府中牝馬S。今年も魅力的なメンバーが揃っており、難解なレースとなりそうだ。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■10/17(土) 府中牝馬S(3歳上・牝・GII・東京芝1800m)

 レッドリヴェール(牝4、栗東・須貝尚介厩舎)は8月のクイーンSで2着。最後に差されはしたものの、2走前のヴィクトリアマイル同様に好位につけて、直線で先行馬はしっかりと捕らえており、もうスランプは脱したと言っていいだろう。ここで完全復活を果たしてほしいところだ。

 スマートレイアー(牝5、栗東・大久保龍志厩舎)は前走の米子Sを先行策で快勝。今年はそれまで末脚が不発に終わっていただけに、これは大きな収穫だろう。今回も状況に応じて動く競馬ができれば、昨年(2着)以上の結果が期待できる。

 ケイアイエレガント(牝6、美浦・尾形充弘厩舎)は春のヴィクトリアマイルで12番人気ながら2着に入り、大波乱の片棒を担いだが、続く安田記念でも牡馬相手に5着と健闘し、その実力が本物であることを見せた。ベストの距離はやはりマイルだろうが、1800mなら問題はなく、今回も好走が期待される。

 その他、前走7着敗退も見直したいカフェブリリアント(牝5、美浦・堀宣行厩舎)、マーメイドSを勝ったシャトーブランシュ(牝5、栗東・高橋義忠厩舎)、末脚魅力のスイートサルサ(牝5、美浦・菊川正達厩舎)・パワースポット(牝7、美浦・菊沢隆徳厩舎)、除外対象も出られれば面白いトーセンソレイユ(牝5、栗東・池江泰寿厩舎)、復活が待たれるメイショウマンボ(牝5、栗東・飯田祐史厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。

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