ゴールドシップのラストラン、有終の美を飾れるか/有馬記念の見どころ

2015年12月21日(月) 18:31

有馬記念で有終の美を飾れるかゴールドシップ(写真は2012年有馬記念優勝時、撮影:下野雄規)

 2015年の中央競馬もいよいよ最終週。1年を締めくくる有馬記念には、これがラストランとなるゴールドシップや、今年怒濤の快進撃を見せたラブリーデイジャパンCを勝った女傑ショウナンパンドラなどがエントリーしてきた。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■12/27(日) 有馬記念(3歳上・GI・中山芝2500m)

 ゴールドシップ(牡6、栗東・須貝尚介厩舎)は常に競馬界の話題の中心であり続けたが、ここでついにラストランを迎える。前走のジャパンCは10着だったが、懸念されたゲートを問題なく出て、3〜4コーナーで一気に捲るなど見せ場はあった。一度使った効果も間違いなく見込め、過去3年出走して1・3・3着と上位に入り続けているこの舞台で有終の美を飾れるかに注目が集まる。

 ラブリーデイ(牡5、栗東・池江泰寿厩舎)は前走のジャパンCでクビ・クビ差の3着に惜敗。決して得意とは言えない距離で目標にされる1番人気、さらに早めに動かざるを得ない展開になった分、最後に遅れをとる結果となったが、実力は十分に見せた。ここで巻き返しての春秋グランプリ制覇なるか。

 ショウナンパンドラ(牝4、栗東・高野友和厩舎)は宝塚記念3着、オールカマー優勝、天皇賞・秋4着、そしてジャパンC制覇と、牡馬相手に互角以上の争いをし続けてきた。牝馬で秋4戦目という不安材料はあるものの、決め手はここでもトップクラス。昨年のジェンティルドンナに続く牝馬Vの期待がかかる。

 キタサンブラック(牡3、栗東・清水久詞厩舎)は前走の菊花賞でGI初制覇。いつも人気にならない馬だが、これまで7戦して5勝、馬券圏内を外したのは日本ダービーだけと抜群の安定感を誇る。得意の中山、距離短縮も大歓迎で、古馬相手のここでも期待は十分。

 その他、ジャパンCで改めて力のあるところを見せたラストインパクト(牡5、栗東・松田博資厩舎)、3連勝でアルゼンチン共和国杯を制したゴールドアクター(牡4、美浦・中川公成厩舎)、叩いた効果大きそうなルージュバック(牝3、美浦・大竹正博厩舎)、菊花賞3着のリアファル(牡3、栗東・音無秀孝厩舎)、ステイヤーズSを圧勝したアルバート(牡4、美浦・堀宣行厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時25分。

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