重賞連勝のヤマカツエースに池添兼師「この先は少し距離を延ばして行けたら」/中山金杯

デイリースポーツ

2016年01月06日(水) 12:00

力強い走りで中山金杯を制したヤマカツエース(手前)=中山競馬場

 明け4歳の有望株が最高のスタートを切った。「第65回中山金杯・GIII」(芝2000m)は5日、中山11Rに13頭(ベルーフは競走除外)で争われ、3番人気のヤマカツエース(栗東・池添兼)が、昨年の福島記念に続く重賞連勝。今年の古馬中距離路線の主役候補に名乗りを上げた。5番人気のマイネルフロストが後続を離して大逃げを打つ展開を道中は5番手で折り合い、3角から徐々にポジションをアップ。直線入り口で前を射程圏に入れ、池添の右ムチが一発入ると鋭進。粘り込みを図るマイネルフロスト(2着)をゴール前でねじ伏せるように差し切り、3/4馬身差をつけてフィニッシュした。勝ちタイムは2分1秒2。2着から3/4馬身差の3着には1番人気のフルーキーが入った。

 池添は昨年、ウインフルブルーム京都金杯を制した。「今年もめでたい金杯を勝つことができ、いいスタートが切れました。気分いいですね」と満面の笑み。「仕掛けが良かったと思うし、しっかり伸びてくれました」と完勝劇に大満足の様子だ。

 前走から斤量が2キロ増えても全く問題にしなかった。折り合いも完璧なうえに正攻法の競馬で勝ったのだから文句なしだ。確かな成長を証明した一戦といえる。

 池添兼師は「2キロ増もあっさり克服してくれた。尻の周りの肉がだいぶしっかりしてきた。この先は少し距離を延ばして行けたらと思う」と愛馬を頼もしげに見やった。

 次走は未定だが、京都記念(2月14日・京都、芝2200m)も視野に入れて調整する。昨年、中山の開幕重賞を制したラブリーデイはその後、GI2勝と大きな飛躍を遂げた。同じキングカメハメハ産駒のエースも後に続く。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す