レプランシュはデビューから3戦全てでメンバー中最速の上がりをマーク。しまいの切れ味では重賞のメンバーが相手でも引けは取らない。1週前追い切りは栗東坂路で4F53秒0-12秒7(一杯)。サンタフェチーフ(4歳500万下)と併入し、気合を前面に出した走りは迫力十分だった。「順調です。それが何よりですね。前走は10キロ馬体が増えていたけど、時季的なものもあるし、問題はありません。切れ味が持ち味だし、素質のひとつ。まだ馬は若いですが、その分伸びしろもあると思う」と高野師。同じディープインパクト産駒のライバルに敢然と立ち向かう。

　昇級初戦の寒竹賞を3着にまとめたノガロ。内容的には完敗だったが、使われるごとにレースぶりは良化している。栗東坂路の1週間追い切りは、併せたアルマンディン(3歳新馬)に半馬身先着。キビキビと活気のある動きで駆け上がり、4F53秒2-12秒9(馬なり)をマークした。「(1週前追い切りは)相手も動いたが、この馬も動きは良かった。状態に問題はないよ。ただ、今回は強いメンバーがいるからね。そこに割って入ることができるか。未勝利戦を勝った時の競馬が理想かな」と音無師。何とか賞金を加算して春の大舞台につなげたい。