一夜明け、キタサンブラック清水久師「直線、心の中で叫んでました」

2016年05月02日(月) 17:19

第153回天皇賞(春)を制したキタサンブラック(撮影:花岡貴子)

 2日朝、前日第153回天皇賞(春)を制したキタサンブラックを管理する清水久詞師は栗東トレセンの自厩舎で取材に応じた。

 激戦を制したキタサンブラックは、元気な様子で馬房で疲れを癒していた。

「ほんと、よく走ってくれました。目立った疲れも見せていませんよ」

 天皇賞(春)ではパドックでも好馬体が目立った。

「はい。よかったですね。前走後もすぐに乗り出せましたし、天皇賞まで順調にこれたというのが何よりでした」

 清水師はレースをスタンドから見守っていた。

「直線では完全にいったんカレンミロティックが出たのでね。『やられたかな』と思ったんですが。よく差し返してくれました」

 周囲に関係者が多くいる場所での観戦。各陣営、誰しもが自分の管理馬に声援をおくっているものだ。それ故に、清水師は遠慮をしてか「冷静に見ていた」ためか、小さな声で愛馬に声援をおくっていたそうだ。

「でも直線、心の中では叫んでいました」

 ペース配分、ゴール前での差し返し、と武豊騎手の見事な手綱さばきが光った。

「うまくためて乗っていたんですね」

 今後については未定。オーナーと相談しながら決定するが、宝塚記念が視野に入っている。

「疲労の回復具合を見ながら、放牧に出すかどうかも含めて検討します」

(取材・文・写真:花岡貴子)

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