【平安S】アスカノロマン5馬身差圧勝 いざ帝王賞で頂上決戦

デイリースポーツ

2016年05月22日(日) 06:59

 ライバルたちを圧倒したアスカノロマン(撮影・石湯恒介)

「平安S・G3」(21日、京都)

 ここに敵はいない。まるで視線の先にあるビッグネームたちと戦っているかのような1分56秒2という時間だった。単勝2.2倍という熱い支持を背に、アスカノロマンが迷いなく14頭を引き連れ、そしてねじ伏せた。

「(逃げるのは)ひとつの作戦ではありました。(行く馬が行かなかったので)ポジションを取って自分でレースをつくろうと」と太宰は振り返る。ショウナンアポロンクリソライト。先行する可能性のあった2頭の動きを察知した鞍上は、相棒を先頭へと導いていった。あくまでも自然体。それでも、しっかりとハナを主張してレースを支配すると、ライバルたちは追うすべをなくした。

 しびれるような手応えで3角から4角へ。直線に入ると左ステッキを打ち込んで気持ちを高め、5馬身もの差を保ってゴールへ飛び込んだ。「もう一段、良くなりそうですから、これからが本当に楽しみです」。前走(アンタレスS2着)先着を許したアウォーディーが脚部不安で回避したため、リベンジを果たすことはできなかったが、太宰の笑顔が示すように、この日の走りには進化を感じた。

 今後について、川村師は「オーナーと相談した上で」としながらも「大井の方に行きたいという思いは持っています」と帝王賞(6月29日・大井)を見据える。飛躍の時を迎えた5歳の夏。ホッコータルマエコパノリッキーらの待つ頂上決戦で、いよいよ天下取りを目指す。

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