【函館SS】ソルヴェイグV赤丸急上昇 12番人気の伏兵が勝った

デイリースポーツ

2016年06月20日(月) 06:59

 直線で激しく競り合うシュウジ(中)とソルヴェイグ(右)

函館スプリントS・G3」(19日、函館)

 2番手を追走した単勝12番人気ソルヴェイグシュウジとの競り合いを制した。1分7秒8のコースレコードで駆け抜け、2つ目の重賞タイトルを獲得。シュウジが2着に入り、3歳馬のワンツーとなった。1番人気オメガヴェンデッタは6着に敗れた。

 ピタリと馬体が合ってのフィニッシュ。ちょうどゴール板、最高のタイミングで頭が下がった。伏兵ソルヴェイグが鼻差(約11センチ)で勝利し、重賞2勝目を挙げた。

 北海道旭川市出身の丸田が、見事なエスコートで北のシンデレラホースに変身させた。好スタートを決めて2番手につける。4角手前からじわりと進出し、直線へ向いてすぐ先頭へ。内からシュウジが猛スパート。一度はかわされながら、最後に差し返した。

「掛かる面があると聞いていたので用心して乗った。スタートの速さを生かした競馬を心掛けました。リズム良く走ってくれた。初めて北海道の重賞を勝てたのでうれしい」

 丸田は破顔一笑。テン乗りでパーフェクトに力を引き出したのだから当然だ。同じ鮫島厩舎のリトルゲルダで14年北九州記念、続くセントウルSを勝った。両者の間はよほど磁力が強いのだろう。「サマースプリントシリーズを一緒に戦いたい」とシリーズ制覇を夢見る。

 鮫島師は「事前に打ち合わせ、流れに乗っていこうと話し合った。無理にあのポジションにつけたわけではない。注文通りの騎乗。馬も成長しているね。普段は牛みたいにおとなしいが、馬場に入ると気合が入る。でも、レコードは想定外だった」と想像以上のレース内容に目を細めた。

 次走は様子を見てだが、キーンランドC(8月28日・札幌)が有力視される。シンデレラストーリーの続きが楽しみだ。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す