ベルカントの連覇なるか/アイビスサマーダッシュの見どころ

2016年07月25日(月) 10:00

連覇が期待されるベルカント(写真は2015年アイビスサマーダッシュ優勝時、撮影:下野雄規)

 連覇を狙うベルカントに、この条件への適性の高さを見せるプリンセスムーンネロなど面白いメンバーが集結。真夏の電撃戦を制するのはどの馬か。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■7/31(日) アイビスサマーダッシュ(3歳上・GIII・新潟芝1000m)

 ベルカント(牝5、栗東・角田晃一厩舎)は昨年の本レースを2馬身差で圧勝。ドバイ遠征帰りだった前走のCBC賞でも0.1秒差の3着に入り、力のあるところを見せている。この一叩きで状態の上積みは間違いなく見込め、0.5キロとはいえ前走からの斤量減もプラス。ここは連覇が期待される。

 プリンセスムーン(牝6、栗東・安田隆行厩舎)は駿風S(1600万下)、韋駄天S(OP)と連勝中。これも含めて新潟直線1000mでは5戦3勝2着2回と連対を外しておらず、適性は非常に高い。6歳にして重賞初挑戦だが、この舞台ならチャンスは十分だろう。

 ネロ(牡5、栗東・森秀行厩舎)は前走の韋駄天Sでプリンセスムーンの2着だったが、トップハンデを背負っていたため、斤量差は4.5キロもあった。当然別定戦になっての斤量減は大きく、こちらも新潟直線1000mは4戦2勝2着2回と抜群の相性を誇る。ここで逆転しての重賞初制覇なるか。

 その他、一昨年・昨年の本レースで3着のアースソニック(牡7、栗東・中竹和也厩舎)、一叩きで良くなりそうなアットウィル(牡6、栗東・高橋義忠厩舎)、昨年の韋駄天Sで波乱を起こしたフレイムヘイロー(セ8、美浦・ 蛯名利弘厩舎)、格上挑戦でもこの条件なら侮れないブライトチェリー(牝6、美浦・菊川正達厩舎)なども上位争いの圏内。発走は15時45分。

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