【中山牝馬S】トーセンビクトリー重賞初V 武豊も成長実感「強かった」

デイリースポーツ

2017年03月13日(月) 06:03

 マジックタイムの猛追を退けたトーセンビクトリー(左)

 「中山牝馬S・G3」(12日、中山)

 わが国屈指の良血馬トーセンビクトリーが、5歳春にしてようやく勲章を手に入れた。好位3番手からゴール前の急坂にも止まらず力強く抜け出すと、後続の猛追をしのぎ切ってゴールに飛び込んだ。

 3歳の秋華賞(8着)以来、1年半ぶりに騎乗した武豊は「強かったですね。早くから期待していた馬が、ようやく重賞を勝った。まだまだやれる馬ですよ」と今後の伸びしろも大きくみている。

 激しい気性が出世を阻んできたが、この日の勝ちっぷりはついに素質開花と思わせる内容だ。「スタートが良かったのである程度前へ。行く馬がいなければハナとも思っていたが、あの位置が取れたし、ある程度我慢してくれた。秋華賞の時とは違いますね」。01年のエリザベス女王杯制覇など、母トゥザヴィクトリーにもまたがった名手は成長ぶりに目を細める。

 14年連続重賞Vとなった角居師も「体重が上下に変動しなくなった。しっかり食べてしっかりトレーニングできるようになった」とうなずく。今後はヴィクトリアマイル(5月14日・東京)を目標にローテが組まれるもよう。きょうだい3頭目の重賞ウイナーとなった良血馬が、母子G1制覇を目指していく。

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