「ワールドオールスタージョッキーズ」（２６日開幕、札幌）

　まだ見ぬ頂きへ-。ＷＡＳＪは１５年に続く２度目の出場。前身のＷＳＪＳを含むと、０５年の初出場から数え、今年で９回目のシリーズ参戦となる福永。１４年の２位が最高で、優勝は味わっていない。「今年もケガからのスタートだったけど、選ばれる成績を残せてよかった。初対面のジョッキーが多いから楽しみ」と力を込める。

　抽選で決まった４頭は全て初騎乗。粕谷厩舎（２６日１０Ｒパラダイスガーデン）は０８年に乗って以来、黒岩厩舎（２７日１０Ｒエンクエントロス）は初騎乗の厩舎となる。「普段乗ったことのない厩舎の馬に乗るのも面白い。（評価の）ＣとＤでいかに上の着順を拾うかが大事。香港のシリーズでは“とりあえず好位で”って競馬をしたら優勝したからね。あまり考えない方がいいかも」と笑った。

　７月には武豊に次ぐ史上２番目のスピードでＪＲＡ２０００勝を達成したユーイチ。世界のトップジョッキーを相手に、その腕前を見せつける。