キタサンブラックが連覇&GI・7勝目に挑む/ジャパンCの見どころ

2017年11月20日(月) 10:05

前走天皇賞(秋)を快勝したキタサンブラックが出走(撮影:下野雄規)

 やはり注目はキタサンブラック。引退まで残り2戦となった現役最強馬、ここで連覇とGI・7勝目を達成することができるか。出走を予定している主な有力馬は以下の通り。

■11/26(日) ジャパンC(3歳上・GI・東京芝2400m)

 キタサンブラック(牡5、栗東・清水久詞厩舎)は秋初戦の天皇賞(秋)をV。春の宝塚記念では9着と惨敗してしまったが、見事に巻き返して見せた。昨年のジャパンCは完璧な逃げで完勝。ここで連覇を達成すれば、シンボリルドルフディープインパクトといった歴史的名馬たちに並ぶJRAGI・7勝目となる。

 レイデオロ(牡3、美浦・藤沢和雄厩舎)は今年のダービー馬で、秋初戦の神戸新聞杯も圧勝。菊花賞をパスして、万全の態勢でここに臨む。現在3歳馬はエリザベス女王杯マイルCSなど4週続けて重賞を制覇。その頂点に立つ本馬は現役最強馬相手にどんな競馬を見せてくれるか。

 サトノクラウン(牡5、美浦・堀宣行厩舎)は春の宝塚記念を制し、天皇賞(秋)でもキタサンブラックをクビ差まで追い詰めた。東京芝2400mは3歳時の日本ダービー以来だが、その時は最速の上がりを使って3着に入っている。本格化した今なら、より高いパフォーマンスを見せてくれるはず。

 その他、昨年の3着馬シュヴァルグラン(牡5、栗東・友道康夫厩舎)、オークスソウルスターリング(牝3、美浦・藤沢和雄厩舎)、ダービーと同じ舞台で復活を狙うマカヒキ(牡4、栗東・友道康夫厩舎)、天皇賞(秋)で3着のレインボーライン(牡4、栗東・浅見秀一厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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