【ジャパンC】追い切り超抜だったヤマカツエースとマカヒキ/ねぇさんのトレセン密着

2017年11月23日(木) 18:30

土屋助手が「ひと泡吹かせるのを期待できるくらいの状態」と語るヤマカツエース(撮影:花岡貴子)

 今日は昨日に続いてジャパンカップの追い切りの話を。印象深かったのはヤマカツエースマカヒキでした。そして、この2頭は追い切り時計が想定より速くなっています。

 ヤマカツエースは池添騎手が騎乗してウッドチップコースで追い切られています。この時間はコース内にすごく馬が多くて、特にごちゃついていました。そんな中でヤマカツエースは4コーナー付近で他馬の影響を受ける場面もありました。でも、その後の伸びが素晴らしかった。グッと加速して併せた相手に3馬身ほど先着しました。

「若干仕掛けられた程度で、手ごたえとしては“強め”の程度だったけれど。すごく反応よくてしっかり動いてくれたね。先週、しっかりやっているので今週はそれほど速い時計はいらないと思っていたけれど、これだけ動けてしまうのは調子がいい証拠だろうね」と担当の土屋助手。

 前走の天皇賞(秋)は馬場に泣かされましたが、今回はさすがにあれほど悪い馬場にはならないはず。枠は8枠16番とずいぶん外に入ってしまいましたが、操縦性のいい馬なのでこなしてくれるはずです。

「内で脚をためる競馬が出来たら面白い。ひと泡吹かせるのを期待できるくらいの状態にはあるよ」(土屋助手)

 マカヒキも然り。坂路で追われ「予定では53、4秒くらい」(友道師)でしたが、実際は馬なりで51.3-12.9でした。とにかく、雰囲気がいいんです!今年の春とは大きく変わって、昨年のダービー頃のいい頃の感じが確実に戻ってきています。

「春に栗東へ戻ってきた時と比べて、夏を越して秋に栗東に帰ってきた時のほうが全然いい状態だった。レースを使うたびに馬のレベルがアップしていますね」(友道師)

 天皇賞(秋)はあの馬場でしたから、友道師もダメージを心配していたそうですが、天皇賞(秋)後のマカヒキは「むしろ、毎日王冠の後よりいい状態」というほどだそうです。あの馬場を走り抜いたりその後も丈夫だったりと心身の充実ぶりがうかがえます。枠は6枠11番。担当の大江助手も「いいところに入って良かった!」と笑顔を見せていましたよ。

(取材・写真:花岡貴子)

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