【シルクロードS】ファインニードル弾んだ6F81秒7!高橋忠師「今年は勝負」

デイリースポーツ

2018年01月25日(木) 06:00

 動きに切れが出たファインニードル(撮影・石湯恒介)

 「シルクロードS・G3」(28日、京都)

 始動戦に向けて好気配だ。スプリンターズS12着以来となるファインニードルは24日、栗東CWで弾むようなフットワークを見せ、仕上がりに不安がないことを示した。ここで結果を出し、大舞台につなげたいところだ。一方、美浦では昨年2着馬セイウンコウセイが、しまい重点に反応の良さをアピール。トップハンデを跳ね返し、復活を印象づけるか。

 久々を感じさせなかった。4カ月ぶりの実戦に臨むファインニードルは、川田を背に栗東CWで単走追い。力強いフットワークで6F81秒7-38秒3-12秒0をマークした。高橋忠師は「ジョッキーに任せたけど、“先週よりもすっきりした感じ”と。先週、今週としっかり追ったので、レースにつながると思う」と仕上がりに満足げだ。

 この1週間でシェイプアップを図り、動きにも切れが出た。「先週も乗ってもらったけど、最後の1Fで一杯になった。重いという感触だったので、乗り込みを少し意識した」。昨秋よりも筋肉量が増えて見違えるほどの馬体に。「幅も出て、スプリンターの体になった」と師は目を細める。

 昨秋はセントウルSで重賞初制覇。しかし、続くスプリンターズSはスタートで後手に回ると、道中も外々を強いられて12着に敗れた。「チグハグになったかなと思う」と力通りの結果ではなかったことを強調する。

 ただ、当時のG1挑戦は、隙なく仕上げて結果を出したG2戦の、あくまで延長線上だった。それだけに、ショックの色はない。年始から高松宮記念を目標に掲げる今年は、仕上げ方も違ってくる。「まだ若い馬。これから良くなる。強い馬相手に互角に戦える手応えはあるから。次につながる内容であれば。今年は勝負」。先に大舞台を見据えながら、結果も意識する前哨戦。この一戦を弾みに、短距離王の座を狙う。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す