【東京新聞杯】リスグラシュー 復活祭 1年4カ月ぶり勝利 武豊「反応良かった」

デイリースポーツ

2018年02月05日(月) 08:01

 東京新聞杯を制したリスグラシュー(中央)=撮影・園田高夫

 「東京新聞杯・G3」(4日、東京)

 中団を進んだ3番人気のリスグラシューが、直線鋭く抜け出して差し切り、16年10月のアルテミスS以来となる重賞2勝目を挙げた。武豊は当レース5勝目。サトノアレスが2着、ダイワキャグニーが3着で、1番人気のグレーターロンドンは9着だった。

 直線、横いっぱいに広がる馬群の真ん中を、武豊に導かれ、リスグラシューが器用にさばいて抜け出した。最内から伸びてくるサトノアレスを振り切り、先頭でゴールを駆け抜けた。2歳秋のアルテミスS以来、1年4カ月ぶりの勝利だ。

 「うれしいですね。久々に(この馬で)勝った。昨年はああいうところで遅れるところがあったけれど、きょうは違いましたね。反応が良かった」。武豊は笑顔でそう話した。

 古馬牡馬とは初対戦で、しかもG1勝ち馬3頭を含め、8頭が重賞勝ち馬だった。矢作師は「このメンバーで勝ったのは値打ちがある。調教からパワーアップしたのを感じていた」と、相好を崩した。「入れ込みがきつかったし、ゲートも怪しい」と、まだまだ課題はあるが、マイル戦線の主力の一頭となったのは間違いない。

 昨年の牝馬3冠レースでは2、5、2着と惜敗が続いた。「昨年は勝たせてあげられなかったけれど、これで少しうっぷんが晴らせた。でも、取らなきゃいけないのはG1」と力説する。ドバイにも登録があるが「オーナーとの相談になるが、僕の考えでは阪神牝馬S(4月7日・阪神)からヴィクトリアマイル(5月13日・東京)」という絵図を描く。ため込んだ悔しさを晴らす1年の幕が開けた。

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