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入場人員アップ!札幌競馬場が新たなレジャースポットに

2018年08月22日(水) 17:12

今年からリニューアルした札幌競馬場の内馬場『ホースパーク』

 8月12日に終了した第1回札幌開催。トータルの入場人員は8万5057人(前年比103・1%)で売得金は356億6168万1300円(105・5%)とともに増加。この数字を見て気になったのは入場人員だ。今はパット投票がメインになりつつあるだけに、来場数を増やすことは簡単ではない。開催日程が良く、好天に恵まれたこともあっただろうが、エルムSが行われた開催最終日の入場人員は1万8241人(前年比・123%)と大きく数字を伸ばした。

 入場人員が増加した要因のひとつとして挙げられるのが、今年誕生した“ターフパーク”の存在。札幌競馬場の馬場内エリアをリニューアルし、ファンが楽しめる場所として生まれ変わった。植木聡札幌競馬場長は「これは馬場内に限らず、競馬場全体の話になるかもしれませんが、北海道は夏が短いですからね。夏を満喫するための屋外スポットを探されているのが北海道の方なのかなと。いいお天気で夏を実感するには、うちの施設はいいのではないかなと思っています」と説明する。

 北海道は冬の降雪が厳しいことから屋外で楽しめるレジャースポットが少ない。なぜなら、雪が積もれば閉鎖しなければならなくなり、採算が取れないからだ。その点で札幌市内にありながらも、レジャーとしても楽しめる札幌競馬場はうってつけの施設。実際、記者は競馬場内を散策してみて、ほかの競馬場より家族連れが多いように感じた。

 その札幌競馬場に今年から誕生したのが“ターフパーク”だ。目を引くのはターフパーク北側のクイーンテラスに設置してある“UMAJOスポット”。オープンで開放的な場所で、ゴール板から近いところに位置している。競馬のイロハを学びながら、醍醐味(だいごみ)であるゴール前の迫力を味わえる絶好のスポットだ。

 また、新たな試みとして始めたのが、JRA初の馬場内指定席“テラステーブル”。従来の指定席と違って、おしゃれなカフェを思わせるオープンテラス。開放感があり、夏の北海道を満喫できる。

 “セイテンスタンド”も面白いと思った。その屋上を開放しており、少し高い位置から競馬を見ることができる。何が面白いかというと、高いメインスタンドや平地から見るのと違い、内馬場の一段、高い場所から見る競馬は新鮮。これはほかにはない。実際、レースが始まると、多くのお客さんが屋上に集まっていた。

 植木場長は、「競馬場としては新しい顔をお見せし続けなければならないと思っています。今回のリニューアルは大がかりなものでしたが、ちょっとしたことを含めです。例えば遊具を新しくしたり、週替わりで出店する店を変えたりすることも大切だと思っています。一回、競馬場へ行ってまた行こうと思ってもらえるような努力はし続けていかなければならないと思っています。それがどんなに細かいことでもです」と力を込める。

 馬券メインの記者にとって、競馬場の施設にそこまで関心はなかった。ただ、今回の札幌出張でファンの声を聞くと、いろいろなものを総合して競馬というものを楽しんでいる。その中には施設の充実ぶりも含まれる。今回は札幌競馬場を探索したが、次はほかの競馬場の魅力も探ってみようと思う。(デイリースポーツ・小林正明)

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