エポカドーロ、ギベオン、新潟2歳Sのエイカイキャロルなど藤原厩舎情報/ねぇさんのトレセン密着

2018年08月26日(日) 13:00

今週はウッドチップコースで併せ馬をした2頭(写真左がエポカドーロ、右がギベオン、撮影:花岡貴子)

 新潟2歳Sに出走するエイカイキャロル。追い切りは栗東トレセンに北村騎手が駆けつけていました。

「初めて乗ったけれど、乗りやすかったです。素直そうで、気持ちが前向きなのもいいですね」とその背中の感触の良さを語っていましたよ。そして、見守った藤原師も追い切りの感想を「いい」と誉めていました。

 さらに藤原師は「デビュー戦ではセンスの良さをみせていたね。デビュー戦も今回もそうだけれど、無事であって次につながるレースを」と慎重な構えながらも「体調もいいし、前回の競馬で期待値が上がった。どんな強い競馬をしてくれるか楽しみ」と色気を持っている感じでした。

 今年、藤原厩舎の新潟競馬場での成績は昨日までで13戦3勝、2着3回、3着3回。つまり、勝率2割3分、連対率4割6分、複勝率6割9分なんですよね。これはチェックを外せないな、と思っています。

 そして、3歳のGI有力馬たちの話を少々。

 皐月賞馬・エポカドーロは8月上旬に放牧先の吉澤WESTから帰厩しています。9月23日の神戸新聞杯に向けて調整中。春の激戦のあと、夏場はしっかり休んだことで「体にハリがあり、リフレッシュしているね」と田代助手。

 ギベオンは8月1日に放牧先の社台ファームから山元トレセンを経て栗東トレセンに帰厩しています。こちらは9月17日のセントライト記念に向けて調教のペースを上げているところ。なお、レースの鞍上は戸崎騎手とのことです。

 両馬ともこれまでの追い切りは坂路でしたが、今週はウッドチップコースでこの2頭による併せ馬でした。来週でローカル開催も終わり。このように秋のGI戦線で注目したい馬たちがピッチを上げていく様子を見ていると、秋のはじまりを実感させられます。

(取材・文:花岡貴子)

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