【凱旋門賞】クリンチャーに追い風 最内ゲット

デイリースポーツ

2018年10月05日(金) 06:00

 日本のファンから寄せられた応援メッセージ入りのフラッグを手にする宮本師

 「凱旋門賞・仏G1」(7日、パリロンシャン)

 日本から挑戦するクリンチャーは理想的な最内(1)番ゲート(馬番は9)を引き当てた。

 残り物に福があった。フランスの競馬専門チャンネル「エキディア」で始まった4日の枠順抽選会。まずカプセルに入った馬名を引き、その後ゲートを決める方式は、昨年の有馬記念と同じ。その生放送を宮本師はフランスギャロのシャンティイ事務所で、食い入るように見ていたが、待てども待てどもクリンチャーの馬名は呼ばれない。

 「これは最後になるんとちゃうか」とポツリと漏らしたトレーナー。しかも、内枠を希望していたのに、11頭が決まった段階で、1桁のゲート番は(1)しか残っていなかった。このまま外枠か-。しかし、最後の1頭、19番目まで(1)は残り、吸い寄せられるようにクリンチャーがそこに収まった。

 「何となく勘で、最後かなと思っていました。ヨーロッパの馬よりゲートは速いので、この枠ならスッといいところにつけられそう。あとは結果もそのまま1番だといいですね」。武豊も「内枠が欲しい」と会見で話しており、先行する同馬にとっては、どうしても内めの枠が欲しかった。スタートは速いので包まれることもないだろう。枠順に関しては最高と言っていい。

 追い切り翌日の4日は引き運動を60分。「気配は変わらず悪くない。カイバも食べていますよ」とハードな調教によるダメージも見られない。あとは天候。「日曜に何となく雨が降りそう。雨が降ってほしい」。枠順の上に、天候までも味方するようなら、波乱演出のシーンがあるかもしれない。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す