【東京スポーツ杯2歳S予想】◎カテドラル、勝って来年のクラシックの主役に/JRAレース展望

2018年11月17日(土) 10:00

逃げても、逃げなくても競馬が出来る◎カテドラル

 過去10年以内でもローズキングダムディープブリランテイスラボニータワグネリアンなどが勝ち馬に名を連ねる格式高い1戦だ。

 これまでの傾向を過去10年で探ると1〜3番人気は7勝2着7回と平穏ムード。新馬戦からの連勝は08年ナカヤマフェスタ、09年ローズキングダム、11年のディープブリランテ、14年のサトノクラウンと4頭おり、10年のサダムパテックは未勝利戦を勝ちあがっての格上げ初戦だった。キャリアよりも将来性が重視されるレースだ。

 素質馬、来年のクラシックを賑わせそうな馬が顔を揃えた1戦で、典型的な逃げ馬は不在の組み合わせとなった。最後は瞬発力勝負になりそうだ。

 スタートのセンスが良く、逃げても、逃げなくても競馬が出来る◎カテドラル。舞台は異なるものの同距離の野路菊Sの勝利を高く評価したい。左回りはデビュー戦で経験済み。デビュー戦からプラス10キロの馬体重で出走した前走は、自らスローペースを演出して11秒1〜11秒1〜11秒9でまとめた内容は出色。最後、失速したのはやや余裕残しの分だろう。今度はさらに良くなるはず。

 究極の瞬発力勝負になったときには、やはりディープインパクトの血を信じたい。○ヴァンドギャルドのデビュー戦は、スタートでミスしたものの、最後は苦しいところを抜け出してきた。母はフランスの重賞勝ち馬。実戦を1度使われたことで上積みも期待できる。

 ▲ルヴォルグのデビュー戦も衝撃的だった。こちらは、母が米国の芝重賞勝馬。母の父キトゥンジョイはサドラーズウェルズ系ながらも米国の芝コースで活躍馬を続出させている。500キロを超える大型馬で大きなフットワークで駈ける馬。同じ東京競馬場の芝1800mコースのデビュー戦は最後3ハロンはすべて11秒台というラップで後続を突き放した。ここも当然、有力圏内だ。

 洋芝適性が高そうな札幌2歳S組の△ニシノデイジー、△ナイママはやや評価を下げたが、高い能力は無視できない。加えて、△ホウオウサーベルのデビュー戦も奥深さを感じさせるものだった。

 来年のクラシックを占う意味でも必見のレースだ。

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