【中日新聞杯】冬のハンデ重賞、あの穴馬に注目したい/JRAレース展望

2018年12月05日(水) 06:00

左回りのハンデ重賞なら勝ち負けできる力はあるハクサンルドルフ(撮影:下野雄規)

 昨年から冬の開催に移動してきたハンデ重賞。それ以前は春の開催に組まれていて、暮れの中京ではGIIの金鯱賞が行われていた。別定戦からハンデ戦に替わって、メンバーレベルの低下はやむを得ないが、同じ中京芝2000m戦ということで共通する部分も少なくない。

1.スローになりやすい

 コース改装以降の中京芝2000mは、スローペースで流れる割合が大きくなった。ローカルの芝2000mとしては、早めにマクリが入る小倉や福島とは対極にあって、コースの性質は新潟外回りに近い。

2.距離短縮は割り引き

 昨年はエリザベス女王杯から臨んだマキシムドパリが4番人気で5着。前走でより長い距離に使われていた馬はすべて馬券圏内を外した。勝ったのはメートルダールで、前走でマイルの関屋記念を使われていたこともあって、この馬としては行きっぷりが良かった。

3.瞬発力勝負で軽ハンデ馬が狙い

 昨年は57.5kgを背負っていたミッキーロケットを55kgのメートルダールが差し切った。2013年には55kgのサトノアポロ、2014年には54kgのマーティンボロが勝っているように、斤量の軽い馬の活躍が目立つ。


 ハクサンルドルフキャピタルSでは8着に終わったが、重賞並にメンバーが揃った一戦だったし、また今のこの馬にはマイルはやや忙しい印象もあった。春にはエプソムCで2着した実績があり、ハンデ重賞なら勝ち負けできる能力を持っている。左回りの長い直線はベスト条件で、距離延長で追走が楽になれば上位食い込みが期待できる。

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