【阪神JF】メイショウショウブ上昇気配 坂井助手「勝利意識して臨む」

デイリースポーツ

2018年12月05日(水) 06:00

 牡馬相手に重賞2着と健闘したメイショウショウブ(撮影・石湯恒介)

 「阪神JF・G1」(9日、阪神)

 デイリー杯2歳Sで2着に善戦したメイショウショウブが、中3週の理想的なローテでG1の舞台へ。強行日程で臨んだ前回に比べて出来はさらに上向いており、フロック視すると痛い目に遭いそうだ。スタートセンスの良さ&勝負根性がセールスポイント。牡馬と互角に渡り合ったしぶとさを生かし、ビッグタイトル奪取を狙う。

 6番人気の低評価を覆し、デイリー杯2歳Sで2着に粘走したメイショウショウブ。スローペースで展開が向いたとはいえ、勝ち馬にしぶとく食らいついた勝負根性には見どころがあった。

 担当の坂井助手が振り返る。「未勝利戦を勝った後に、馬がグンと良くなった。当初は自己条件の白菊賞を予定していたんだけど、あまりにも体調がいいので先生に“デイリー杯でお願いします!”と。先生も出来の良さを感じていたのでしょうね。予定を前倒しして、強気に重賞へ挑みました」。

 その強気の姿勢が奏功。持ち前の先行力を発揮し、牝馬では最先着を果たした。「ジョッキーは“直線でいったん頭ひとつ出た”と言っていました。急きょ使いましたし、最後に甘くなったのは中間楽をさせた分もあると思います。その点、今回は狙ったレースに向けて、じっくり調整できましたからね」。

 1週前にはナイトオブナイツ(5歳オープン)と併せて追走先着。前回とは息持ちが違っている。「2週間ほど短期放牧へ出しましたが、帰ってきて“これなら再度、大きいところに挑戦してもいいかな”と思える出来だった。参加するだけではなく、勝利を意識して臨みますよ」。

 坂井助手にとって、今週は賑やかな週末になる。「僕自身、まだ重賞を勝ったことがないんです。トウショウカレッジで2着(08年函館SS、09年京王杯SC)はあるのですが…。実は今、今週のカペラSに出走するサイタスリーレッドも担当してまして。この2頭で何とか重賞の壁を突き破りたいですね」。G3、そしてG1制覇を目指して、ベテランが静かに闘志を燃やしている。

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