【香港カップ予想】“世界の合田”が太鼓判! 「日本勢に十分勝機あり!」/海外レース展望

2018年12月09日(日) 12:03

出走を表明していた天皇賞(秋)を回避し、ここ一本に絞っての参戦となるディアドラ。重賞連勝中の勢いそのままに海外GI制覇なるか。写真=下野雄規【netkeiba.com】

 6月の宝塚記念(芝2200m)への遠征では環境の変化に対応できず、28キロという大幅な馬体減での出走となったにも関わらず、直線で怒涛の追い込みを見せ、勝ち馬ミッキーロケットにクビ差まで肉薄する2着に入ったワーザーが地元の代表格と目されていたのだが、レース当該週になって故障を発症して回避。そうでなくても「手薄」と見られていた香港カップの地元勢がさらに弱体化し、香港の競馬ファンはため息をついている。

 勝つときと負けるときのパフォーマンスに、天地ほどの開きがあるのがタイムワープ(セン5)だ。昨年のこのレースの勝ち馬だが、シーズン後半の大一番であるGIクイーンエリザベス2世C(芝2000m)では最下位の8着に敗退。

 今季も相変わらずの競馬を見せており、前々走のGIIIササレディースパース(芝1800m)では131ポンド(約59.4キロ)のトップハンデをものともせずに快勝したと思ったら、前走のGIIジョッキークラブC(芝2000m)では最下位の9着に敗れている。今日、タイムワープは果たしてどちらの顔を見せてくれるのだろうか。

 香港カップ出走馬をレイティング順に並べると、タイムワープと横並びで首位に立つのが、120を保持するサングレーザー(牡4)だ。3F=33秒4という最速の上がりを繰り出した天皇賞(秋)のパフォーマンスを再現できれば、優勝争いに加わる1頭だろう。

 昨年の秋華賞を含めて重賞4勝の実績を誇るディアドラ(牝4)は今春、ドバイに遠征し、GIドバイターフ(芝1800m)で3着に好走した。アウェイでの強さをここでも発揮し、自慢の末脚を炸裂させることができれば、大勢逆転の可能性も秘めた馬と見る。

 これまで4度参戦しているシャティンの国際GIで、3度にわたって入着しているのがステファノス(牡7)だ。ここがラストランといわれているが、第2の故郷とも言える香港で有終の美を飾ってほしいものである。
(文=合田直弘)


関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す