【朝日杯FS過去3年】1勝馬リオンディーズが勝利した2015年

2018年12月16日(日) 06:59

1勝馬リオンディーズが勝利した2015年

 16日に阪神競馬場で行われる朝日杯フューチュリティステークス(2歳・牡牝・GI・芝1600m)。過去3年の結果をダイジェストで振り返る。

リオンディーズがV! 大記録のかかった武豊騎手エアスピネルは2着

 各馬ほぼ揃ったスタート。5番ウインオスカーが押して先手を取り、1馬身半差で2番ショウナンライズと3番アドマイヤモラール、その外に12番シュウジが続く。2馬身開いて1番サイモンゼーレと6番ユウチェンジ、2馬身差で9番ボールライトニング、さらに3馬身離れたところに14番ハレルヤボーイと11番エアスピネルが並ぶ。1馬身差で13番シャドウアプローチ、半馬身差の内を7番イモータルが掛かりながら追走、直後に8番ツーエムレジェンドと16番スリラーインマニラ、さらに10番タイセイサミット、4番コパノディールと続いて、最後方に15番リオンディーズが構えるという展開となった。

 600mの通過タイムは34.7秒。3〜4コーナーに入って縦長だった馬群は凝縮、エアスピネルは外から徐々に進出して先団を射程圏に捉える。まだ最後方のリオンディーズは大外に出して最後の直線へ。

 直線に入り、ここまで逃げてきたウインオスカーと2番手のショウナンライズは既に苦しく、シュウジが2頭の間を割ろうとするが、外のエアスピネルが楽な手応えでこれらを交わした。そのままエアスピネルは抜け出し、ついに鞍上の武豊騎手JRA・平地GI全制覇なるかに思われたが、大外からリオンディーズが猛追してきた。完全にエアスピネルリオンディーズに絞られた優勝争いは、勢いの勝るリオンディーズがゴール前で突き抜けて決着。グレード制導入後では初となるデビュー2戦目での本レース制覇で、母シーザリオ、兄エピファネイアに続くGIウイナーとなった。エアスピネルは3/4馬身差の2着。さらに4馬身差の3着には、シャドウアプローチが入った。シュウジは5着だった。勝ちタイムは1分34秒4(良)。

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