【有馬記念】JC連対馬は未勝利、近年は天皇賞組も不振、エリザベス女王杯は侮れない/データ分析(ローテーション編)

2018年12月19日(水) 16:08

有馬記念 過去10年

 23日に中山競馬場で行われる年末の大一番・有馬記念(3歳上・GI・芝2500m)。過去10年のデータをローテーションから分析していく。

 最多となる14回の馬券絡みは、大方の予想通りジャパンカップ。ついで菊花賞組が5回、天皇賞・秋が3回。

 ジャパンカップ組は3-5-6-48で単勝回収率30%、複勝回収率91%となっており、過去10年で勝ち馬は3頭にとどまっている。3連複の軸として信頼したい。なお、勝ち馬3頭の内訳は、ジャパンカップ3着馬が2頭、4着馬が1頭で、5着馬も0-1-1-1と悪くない。一方、ジャパンカップで連対していた馬は0-2-1-7と未勝利。激走の反動は頭に入れておいた方が良さそうだ。

 菊花賞組は3-1-1-5と複勝率5割を誇る。馬券圏内5頭のうち4頭は菊花賞馬だが、14年には菊花賞16着からトゥザワールドが巻き返しに成功している(9番人気2着)。

 天皇賞・秋からの直行は2-0-1-8。08年ダイワスカーレットと09年ドリームジャーニーが優勝し、08年エアシェイディが10番人気3着している。ただ、11年以降は上位人気サイドの馬がいなかったのもあるが6頭が出走して、いずれも着外。

 凱旋門賞からの参戦は1-0-1-1。有馬記念で1番人気に推された13年オルフェーヴル(1着)と14年ゴールドシップ(3着)は馬券に絡み、8番人気にとどまっていた11年のヒルノダムールは6着止まりだった。

 エリザベス女王杯からは14頭が出走し馬券絡みは2回のみだが、昨年は8番人気のクイーンズリングが2着に激走している。15年マリアライト(12番人気4着)など人気以上に走っている馬も多く、侮れないステップだ。

 アルゼンチン共和国杯からは7頭出走して15年のゴールドアクターが優勝。昨年はスワーヴリチャードが2番人気4着と人気を裏切った。ステイヤーズSからは12頭が出走するも馬券圏内はゼロ。

 今年はオジュウチョウサン南武特別(1000万下)から参戦してくる。過去10年で前走条件戦からのステップの馬はゼロ。オープン特別からの参戦も1頭のみで、そもそもGI以外からのステップで馬券絡みした馬は10年で4頭しかいない。

 王道を歩んでいる馬が圧倒的に強いレースだけに、もしここでオジュウチョウサンが馬券に絡むようなことがあれば、それは歴史的な快挙と言って良いだろう。

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