【ホープフルS】アドマイヤジャスタ、父譲りの素質 鞍上は記録かかるルメール

デイリースポーツ

2018年12月27日(木) 06:00

 父譲りの素質を秘めるアドマイヤジャスタ(撮影・石湯恒介)

 「ホープフルS・G1」(28日、中山)

 偉大なDNAを引き継ぐ期待馬が、暮れの決戦で輝きを放つ。ここを目標に調整されてきたジャスタウェイ産駒のアドマイヤジャスタ。仕上がりは申し分なく、目下2連勝と勢いも十分だ。手綱を取るのは05年武豊の年間212勝超えが懸かるルメール。名手に導かれ、特大の勲章をつかみ取るか。

 新種牡馬ジャスタウェイ産駒のアドマイヤジャスタが、紫菊賞を制し、暮れの大舞台に駒を進めてきた。須貝師は「ここに合わせて前走を使ったから。コースを中心に長めから乗って時計も出ているしね。雰囲気はとてもいい」と好仕上がりを伝えた。

 師は14年ドバイターフを筆頭に、国内外でG1を3勝した父を管理。その産駒で挑むG1に「うれしいよね。調教師冥利(みょうり)に尽きる」と目尻を下げる。「扱いやすいし、おとなしくて乗り手の指示を聞く。走りだすとしっかり走る。そういう性格が似ている」と父譲りの素質の高さは受け継いでいる。

 絶好調のルメールが手綱を取るのも頼もしい限りだ。先週までで211勝。05年に武豊が記録した年間最多勝利の212勝の更新が懸かる鞍上に、指揮官は「中間もまたがって“良くなっている”と言っていた。彼の200勝もウチの馬(アディラート)だったし、今度もそういう流れになれば。まあ、それまでに達成してくれてもいいんだけど」と笑顔で期待を込めた。

 同じ近藤利一オーナーのアドマイヤマーズが無傷4連勝で朝日杯FSを勝利し、「何とか追いつけたらいいね。強い相手はいるけど、頑張ってほしい」とエール。新種牡馬リーディングの父、オーナー、鞍上の勢いを追い風に栄冠をつかむか。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す