【大井・東京2歳優駿牝馬】2歳牝馬のチャンピオン決定戦にアークヴィグラスなどが挑む/レースの見どころ(地方競馬)

2018年12月29日(土) 17:00

ローレル賞を制して臨むアークヴィグラス(撮影:高橋正和)

 31(月)に大井競馬場で行われる東京2歳優駿牝馬。2歳牝馬のチャンピオンを決するレースで、来年のクラシック戦線を占う意味でも重要で楽しみな一戦だ。主な出走馬は以下の通り。

■12/31(月) 東京2歳優駿牝馬(2歳・牝・SI・大井ダ1600m)

 アークヴィグラス(牝2、大井・嶋田幸晴厩舎)は重賞を4連勝中。前々走のエーデルワイス賞では大外枠から先行し押し切るスピードを見せつけ、前走のローレル賞では初のマイルにしっかり対応してみせた。転厩続きとなるが、ここでも最有力の一頭だ。

 ダバイダバイ(牝2、船橋・坂本昇厩舎)は前走のローレル賞アークヴィグラスに半馬身差の2着。デビューから6戦して未だに3着以内を外していない安定感が魅力で、初の大井でどのような競馬をみせてくれるのか期待は大きい。

 スティールティアラ(牝2、北海道・角川秀樹厩舎)は先行力が魅力。前走のローレル賞では逃げ粘って4着と見せ場を作った。今回は絶好の2番枠を引き、楽に先手を取っていけそう。レースの主導権を握ることができれば、一発があってもおかしくない存在だ。

 エムティアン(牝2、北海道・山口竜一厩舎)は前々走のエーデルワイス賞を3着。今年の夏には函館2歳Sに挑戦し4着と善戦した経験もある。ダートではまだ底を見せておらず、ここで巻き返せるか注目される。

 他にも、船橋1200mで2連勝中のケンガイア(牝2、船橋・新井清重厩舎)や水沢のプリンセスカップを勝ってここに臨むシェリーアモール(牝2、北海道・山口竜一厩舎)、エーデルワイス賞で4着のあるグレイアンジェラ(牝2、川崎・佐々木仁厩舎)らも上位争いを狙う。

 発走は16時30分。




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