【2018GIプレイバック・オークス】アーモンドアイが強さを見せつけ2冠目も奪取

2018年12月31日(月) 18:40

C.ルメール騎手騎乗の1番人気アーモンドアイが快勝(撮影:下野雄規)

 桜花賞後のC.ルメール騎手が「トリプルクラウンを考えられる」といったアーモンドアイ。今回は堂々の1番人気で、ファンの期待が込められた単勝オッズは1.7倍だった。2番人気は桜花賞で初めて土をつけたラッキーライラック(単勝オッズ4.1倍)、3番人気はフローラS勝ちのサトノワルキューレ(同5.5倍)だった。

 サヤカチャンが後続を離しての逃げ。1枠に入った人気馬2頭、リリーノーブルは3番手、ラッキーライラックは5番手を進む。桜花賞と同じ7枠13番スタートのアーモンドアイは、ゲートを五分で出て桜花賞よりも前めの位置となるラッキーライラックの直後につける。10馬身近いリードを広げたサヤカチャンの1000m通過は59秒6。しかし、徐々にサヤカチャンのリードはなくなっていき、直線に入ると5馬身差まで詰まる。

 最初に馬場の真ん中から抜け出しを図ったリリーノーブルだったが、内からラッキーライラック、外からアーモンドアイが迫ってくる。アーモンドアイの末脚は別格で、残り200mでリリーノーブルを捕らえると最後は2馬身差をつけてゴール。ラッキーライラックリリーノーブルに追いつけず3着。2・3着は入れ替わったものの、桜花賞1〜3馬がここでも上位を占めた。3番人気のサトノワルキューレは直線で伸びず6着。勝ちタイムは2:23.8(良)。

 ルメール騎手は「今日はテンションが高かったので、早めにいいポジションを取った。それからはリラックスして走れ、直線はすごくいい脚を使って加速してくれた。勝つ自信がありましたし、完璧なレースでしたね」と振り返った。

 文句なしの快勝で、3冠への手ごたえに加え海外遠征への質問も飛んだが「2400mも問題なかったし、秋華賞の2000mも大丈夫そうです。ポテンシャルが高く特別な馬なので、海外でもいけると思います」と回答。ファンにも夢が広がる一戦となった。

1着 アーモンドアイ 1人気
2着 リリーノーブル 4人気
3着 ラッキーライラック 2人気

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