【東海S】新星インティ 半端ない加速感 6連勝で重賞初挑戦!さらなる大舞台へ

デイリースポーツ

2019年01月17日(木) 06:00

 文句なし。栗東坂路で抜群の加速力を誇示したインティ

 「東海S・G2」(20日、中京)

 目下5連勝。ダート界の新星インティが初めての重賞に挑む。16日の最終リハは栗東坂路で単走。抜群の加速力で登板すると、迫力満点にフィニッシュを迎えた。底を見せない5歳の栗毛馬が、さらなる高みを目指し、まずは初タイトルを奪取する。

 500キロを越える栗色の馬体が栗東坂路ではじけた。デビュー戦こそ9着と敗れたが、2戦目以降、きれいに5つの白星を並べて6戦5勝のインティ。その加速感はまさに半端なかった。

 外ラチ沿いをエネルギッシュに駆け上がると、4F51秒9-37秒8-12秒3を計時。馬場整地作業直後だったことを考慮しても、十分過ぎるほどのタイムと言える。リフレッシュ放牧をはさみ、目標の一戦へ上々の仕上げ。「先週までCWで乗って、きょうは坂路である程度やろうと考えていた。時計的にも予定通り。しっかり動いてくれましたね」と野中師も満足そうだ。

 2勝目を挙げてからは、球節の腫れで約11カ月にわたる長期休養を余儀なくされた。体質が弱く、姿勢も悪かったことに加え、3戦目まではいずれも後肢を落鉄していた。そんな状況のなか、2着につけた着差は7馬身、4馬身、4馬身、10馬身、そして5馬身。5連勝の過程で見せつけたのは、底知れない強さだった。

 トレーナーは「まだやらなければいけないことはありますが、馬体に関しては、ほぼ出来てきたかな、と思います。右回りに適性があるので、左回りでの手前の替え方などが課題になってくるでしょう。それでもバランスなどは良くなってきています」と、確かな成長ぶりを実感する。

 勢いを持って挑む初めての重賞舞台。「試金石になるでしょう」と現在の立ち位置を踏まえた上で、「強い競馬で勝ってくれているので、ここをうまくクリアして、また夢を見られたら…」と先を見据えた。さらなる大舞台を目指し、6つ目の白星を視界に捉える。

関連情報

みんなのコメント

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

アクセス数

もっと見る

    注目数

    もっと見る

      ニュースを探す